『内省』の資質を活かしたメンタルコントロール法

誰しも落ち込むこと、憤ること、なんだか気持ちがモヤモヤすることがあるだろう。

そんなマイナスの感情から離れる為の対処法はいろいろなものがあると思うけれども、

ストレングスファインダーの資質『内省』が強い人は「書く」ことをオススメする。

『内省』1位の私はいつも書いてスッキリする。

 

まず、感情を端的に文章にする。

それに対し、「なんで?」「いつから?」などの問いかけを自分に対して行う。

その問いかけに文章で自分で答える。

それを繰り返すことで、真の自分の気持ちの構造、欲望などに気づくことができるのである。

 

例を載せよう。

 

ここ数日、なんだか心がモヤモヤしている

→いつから?

おとといの夕食あたりから?

→思い当たるきっかけは?

夫に「芋が微妙」と言われたこと

→どうしてそれが嫌だったのか?

たまに文句を言われるなら構わないが、最近料理の感想がマイナスなものばかりで不満が溜まっている

文句があるなら自分で作れと思ってしまう

→どうしてほしい?

口に合わないものは無理においしいとまで言う必要はないが、おいしいと感じたものにはおいしいと言ってほしい。不満ばかりだと料理を作りたくなくなる

→この内容は夫に伝えたか?

伝えてない。伝えてみよう。

 

わかりやすい例だとこんな感じだ。

 

この手法は「落ち込み」「憤り」「モヤモヤ」などのマイナス感情の対処以外にも使うことができる。

私は最近、どんな仕事が自分に合うのか大迷走していて、仕事を変えることも視野に入れているのだが、なんとなく「フリーランスでは居続けたい」という気持ちがあった。

そこで「どうしてフリーランスで居続けたいのか?」という問いを自分に投げかけ、書いて深掘りした。

実際のメモが以下である。

 

フリーランスでいたい

→なぜ?

自由な働き方をしたいから

→"自由な働き方"ってなに?

①好きな時間に働けること。

②在宅で働けること。

→①なぜ好きな時間に働きたいの?

モチベーションが湧く時と湧かない時があるから

→常にモチベーションを保てる仕事を見つけられれば問題ない

→②なぜ在宅で働きたいの?

通勤は非効率的。大事な命(時間というニュアンスで書いた)を削ってやるべきことではない。ただ、他メンバーとのコミュニケーションの為、週1程度の出勤はするべきだと思う。だけど時間をラッシュアワーに設定しないでほしい

→つまり、通勤ラッシュが嫌?空いてる電車なら毎日通勤もOK?

いや、通勤時間は、たとえ空いててもやれることが限られる。やはり週1程度がよい。

→在宅勤務は合理的な考えの元望んでいる。通勤ラッシュに被らない週1程度の出勤であれば会社員でも問題ない

 

こんな感じである。

 

『内省』上位の人は書くことが得意。

ぜひその得意を活かして、ネガティブな感情や人生の選択に対処していってほしい。